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よしもと空き家相談所香川の空き家の売却・管理・活用の相談窓口
売買仲介2026.10.22 (木)

高松市で売れやすい家・売れにくい家の違い|エリアと物件条件

高松市で家が売れやすいかは、エリア要素・物件条件・価格設定の掛け算で決まります。沿線や生活利便、居住誘導区域や接道・耐震・駐車場など、実家が売れないと感じる前に見るべき条件を仲介専門が整理します。

高松市で売れやすい家・売れにくい家の違い|エリアと物件条件

高松市で家が売れやすいかどうかは、エリアだけでは決まりません。「エリア要素(沿線・生活利便・居住誘導区域・ハザード)」「物件条件(接道・再建築の可否・耐震・駐車場・建物の状態)」「価格設定」の掛け算で決まります。好立地でも価格や売り出し方を誤れば売れ残り、条件が地味に見えても正しく整えれば十分に売れます。だからこそ「うちの実家は売れない」と決めつける前に、要素ごとに見直す価値があります。当所は仲介専門で、買取は行っていません。

「高松 家 売れやすい」「高松市 実家 売れない」と検索される方の多くは、エリアの善し悪しだけで結論を出そうとしています。ですが、実際の売れやすさはもっと多くの要素の組み合わせで決まります。この記事では、特定の町名を「売れにくい」と名指しすることはせず、**売れやすさを左右する「要素」**を高松市の実情に沿って整理します。個別の物件がいくらで・どのくらいの期間で売れるかは条件と時期で変わるため、最後は無料相談・無料査定でご確認ください。

高松市の住宅地市場の全体感

まず、高松市の住宅地がどんな市場かをざっくり押さえておきます。

まず要点をお伝えすると、高松市の住宅地は底堅く推移しています。国土交通省の令和8年(2026年)地価公示によると、**高松市の住宅地は対前年で+0.5%(3年連続の上昇)となりました。一方で香川県全体の住宅地は-0.1%(6年連続の下落)**で、県内でも高松市の住宅地は相対的に底堅い動きを見せています。商業地も高松市は+1.2%(4年連続上昇)と、県庁所在地としての集積が続いています。

大きな方向性としては、人口・世帯の動きは全国の地方都市と同様に、緩やかな減少・郊外の需要縮小という流れの中にあります。ただしその中でも、高松市中心部や利便性の高いエリアには一定の需要が残っている、というのが実情です。ただしこれはあくまで「市全体の平均像」です。同じ高松市内でも場所や物件によって売れやすさは大きく異なるため、平均の数字だけで自分の家を判断するのは早計です。

エリア別・物件別の具体的な相場の調べ方は、高松市の空き家はいくらで売れる?相場の調べ方で公的データの使い方を詳しく解説しています。本記事は「売れやすさを決める構造」の解説に絞ります。

売れやすさを左右するエリア要素

エリアの側面で、買い手が重視する代表的な要素は次の4つです。いずれも「その地区が良い・悪い」ではなく、買い手の数に影響する条件として見てください。

① ことでん・JR沿線と駅からの距離

高松市はことでん(高松琴平電気鉄道)とJRの沿線に住宅需要が集まりやすい傾向があります。通勤・通学で公共交通を使える立地は、車を持たない層や共働き世帯にも候補に入りやすく、買い手の裾野が広がります。駅から徒歩圏かどうか、バス便の利便はどうか、が一つの目安です。

② スーパー・病院などの生活利便

日常の買い物ができるスーパー、通いやすい病院・クリニック、学校や公園といった生活利便施設が近いほど、実際に住む人にとっての魅力が高まります。とくに高齢の買い手や子育て世帯は、この点を重視します。

③ 居住誘導区域(立地適正化計画)

高松市は**「高松市立地適正化計画」(平成30年3月策定・その後改定)を定め、公共交通と連携した集約型のまちづくり「コンパクト・プラス・ネットワーク」(住まいや生活機能を公共交通沿いに集めるまちづくりの考え方)を進めています。この計画では、生活サービスや居住を緩やかに誘導する居住誘導区域**が設定されています。

居住誘導区域の内側は、行政が今後も生活機能を維持していこうとするエリアで、買い手にとっても中長期の安心材料になり得ます。実利面でも、空き家バンク登録物件の改修補助は工事費の2分の1・上限50万円ですが、居住誘導区域内なら上限が60万円に増えるという違いがあります。自分の物件が居住誘導区域に入るかどうかは、高松市の地図情報システムなどで確認できます。

④ ハザード(災害リスク)の確認

近年は買い手も水害・地震などの災害リスクを気にします。ハザードマップ上の浸水想定や土砂災害警戒区域などの位置づけは、売り出し前に確認しておくと、買い手への説明がスムーズになります。リスクがある場合でも、正しく伝え対策を示せば売れないわけではありません。

香川特有の2つの前提

高松(香川)の不動産を考えるときに、全国の一般論とは違う、押さえておきたい前提が2つあります。

① 香川県内に「市街化調整区域」は存在しない

全国では「市街化調整区域だから建て替えられない・売れない」という話がよく語られます。しかし香川県は平成16年(2004年)5月に区域区分(線引き)を全県で廃止しており、香川県内に市街化調整区域は存在しません。かつて調整区域だった土地も、線引き廃止後は用途地域または用途白地地域に置き換わり、建築の制限は大きく緩和されています。用途地域とは、地域ごとに建てられる建物の種類や大きさを定めるルールのことで、用途白地地域とは、その用途地域が定められていない地域を指します。

「香川の実家が調整区域だから売れないのでは」という思い込みは、現在の香川では当てはまらないケースがほとんどです。詳しくは市街化調整区域の家・土地は売れる?で解説しています。

② 車社会=駐車場の有無が需要に直結する

香川県は車社会で、住宅の買い手にとって駐車場の有無は必須に近い条件です。ことでん・JR沿線の利便が高いエリアであっても、車を停められないと候補から外れてしまう買い手が少なくありません。逆に、駅からやや離れていても駐車スペースがしっかり確保できれば、ファミリー層に十分に訴求できます。この点は次の「物件条件」とも深く関わります。

エリアより効くことも多い「物件条件」

意外に思われるかもしれませんが、同じエリア内での売れやすさの差は、物件条件で大きく開くことがよくあります。次の4点は特に効きます。

  • 接道・再建築の可否 — 敷地が建築基準法上の道路に2m以上接しているか。接道義務を満たさず建て替えができない「再建築不可」の土地は、買い手が現金購入層などに絞られ、価格・スピードで不利になりやすい大きな要因です。詳しくは再建築不可物件は売却できる?をご覧ください。
  • 旧耐震か新耐震か — 新耐震基準は昭和56年(1981年)6月1日以降に建築確認を受けた建物が対象です。旧耐震の建物は買い手が耐震性を気にしやすく、価格や売り出し方の工夫が必要になります。判断のポイントは旧耐震の家は売れる?で整理しています。
  • 駐車場の有無 — 前述のとおり香川では必須に近い条件です。敷地内に停められるか、近隣で借りられるかで買い手の反応が変わります。
  • 建物の状態 — 雨漏り・シロアリの有無、水回りの傷み、残置物の量。築古の場合は土地主体の評価になることもあります。何がプラス・マイナスに働くかは空き家の査定で見られるポイントで詳しく解説しています。

エリアが平均的でも、これらの条件が整っていれば十分に売れます。逆に人気エリアでも、再建築不可や重い残置物があれば苦戦することがあります。「エリア」と「物件条件」は別々に見るのがコツです。

「売れにくい」と感じたときに見直す3点

「なかなか売れない」と感じたとき、エリアそのものを理由にあきらめる前に、見直せる点が3つあります。

① 価格設定

最も多いのが、相場とかけ離れた価格になっているケースです。相場は国土交通省の公的データなどで自分でも概算でき、そのうえで個別の査定で調整します。相場の調べ方は高松市の空き家はいくらで売れる?相場の調べ方にまとめています。

② 売り出し方

写真の質、情報の見せ方、掲載しているポータルの範囲などで、買い手への届き方は大きく変わります。物件の良さが伝わっていないだけ、ということも珍しくありません。

③ 買い手ターゲット

「誰に売るか」を間違えると、良い物件でも反応が鈍くなります。ファミリー向けなのか、リフォーム前提の実需層なのか、事業利用なのか。物件条件に合う買い手層に向けて売り出すことが大切です。

なお、売り出す時期によっても動きは変わります。不動産取引が活発になる時期の考え方は空き家を売却するベストなタイミングを参考にしてください。急いで「買取」に出す前に、まず仲介での相場と売れ方を確かめることをおすすめします。

県外にお住まいの方へ

香川に実家や土地をお持ちで、県外にお住まいの方も多くいらっしゃいます。「エリアが良くないから売れないのでは」「調整区域かもしれない」と、現地を見ないまま不安を抱えているケースは少なくありません。

売れやすさの見極めは、帰省しなくても第一歩を踏み出せます。物件の所在地(住所・地番)と、外観・室内・固定資産税の課税明細書などの写真をLINEでお送りください。エリア要素と物件条件の当たりをつけ、売れる見込みと売り出し方をお調べします。区域や居住誘導区域の確認、近隣への打診も、売主が何度も帰省しなくて済むよう段取りします。そのまま売却へ進む場合も、IT重説(オンラインの重要事項説明)と契約書の郵送で、来県ゼロで完結できます。

遠方から香川の不動産を売却する仕組みの全体像は帰省せずに香川の実家を売却する方法に、県外から売る具体的な手順は県外から香川の実家を売却する手順にまとめています。

参考資料・情報確認日

※地価や区域、建築の可否、税の取り扱いは個別条件・時期により異なります。本記事は2026年9月時点の一般的な情報です。区域・用途地域の確認は高松市の窓口や地図情報システムで、登記は司法書士、税額の計算は税理士、建築確認・接道の判定は建築士・行政の窓口の領域です。当所は判断材料の提供と専門家への橋渡しまでを行います。


「うちの実家は売れるだろうか」と迷っている方は、まず物件の所在地と写真をお知らせください。エリア要素と物件条件から、仲介で売れる見込みと進め方を無料でご案内します。お問い合わせまたはLINEで「高松の家が売れるか知りたい」とひとことお送りいただければ、宅建士・空き家管理士1級・相続診断士の代表が返答します。ご相談・査定は無料です。

よくある質問

Q.高松市で家が売れやすいかどうかは、エリアだけで決まりますか?

A.エリアだけでは決まりません。売れやすさは「エリア要素」「物件条件」「価格設定」の掛け算で決まります。同じ地区でも接道・再建築の可否・駐車場の有無・建物の状態で売れやすさは大きく変わり、価格設定と売り出し方でも結果が動きます。特定の地区が一律に売れる・売れないと決めつけず、物件ごとに条件を見ることが大切です。

Q.実家が「売れない」と感じるとき、まず何を見直せばよいですか?

A.まず価格設定・売り出し方・買い手ターゲットの3点を見直します。相場とかけ離れた価格になっていないか、写真や情報が買い手に届いているか、想定している買い手層が実際の需要と合っているかを点検します。相場は公的データで自分でも概算でき、そのうえで個別の査定で調整するのが順番です。エリアそのものを理由にあきらめる前に確認できることが多くあります。

Q.香川県に市街化調整区域があるから売れにくい、というのは本当ですか?

A.香川県内に市街化調整区域は存在しません。香川県は平成16年(2004年)に区域区分(線引き)を全県で廃止しており、県内は用途地域または用途白地地域に置き換わっています。「調整区域だから売れない」という全国的な前提は、現在の香川では当てはまらないケースがほとんどです。区域や用途地域は物件ごとに確認できます。


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吉本光輝
吉本 光輝
KC合同会社 代表 / 宅地建物取引士 / 空き家管理士1級

香川県高松市を中心に、空き家の売却・管理をお手伝いしています。空き家再生事業にも取り組んでおり、建物の状態を見る目と売主様の立場に立った提案が強みです。

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