「住む予定はないけれど、思い出のある実家。すぐに手放すのは少し惜しい」——そんなときは、活用という選択肢があります。立地や建物の状態によっては、貸したり活かしたりする方が、資産として長く役立つこともあります。ここでは高松市での活用を想定し、おすすめの5つを比べてみましょう。

活用方法5つの早見表(◎ 高い / ○ ふつう / △ 低い)
- 1. 仲介で売る
始めやすさ:○
収益性:◎
リスク:小
向いている立地:住宅需要のあるエリア
- 2. 買取を依頼
始めやすさ:◎
収益性:△
リスク:小
向いている立地:立地を問わず
- 3. アパート・賃貸
始めやすさ:○
収益性:◎
リスク:大
向いている立地:住宅・学生需要のあるエリア
- 4. 民泊・宿
始めやすさ:△
収益性:○
リスク:中
向いている立地:観光地・港・景観の良い立地
- 5. 駐車場
始めやすさ:◎
収益性:○
リスク:小
向いている立地:駅・中心市街地の周辺
活用 01不動産会社の仲介で売る
始めやすさ
○
収益性
◎
リスク
小
もっとも一般的な売却方法です。不動産会社が個人の買主を探し、契約を仲立ちしてくれます。買取と比べて高く売れることが多く、相場価格での売却が期待できる王道のかたちです。
売れるまでに3〜6か月ほどかかることや、売買価格の3〜5%程度の仲介手数料が必要な点は押さえておきましょう。住宅需要のあるエリアなら、無理なく相場で手放せる安定した選択肢です。
活用 02不動産会社に買取を依頼する
始めやすさ
◎
収益性
△
リスク
小
「活用」というより、すっきり手放す方法です。不動産会社が直接買い取るため、買い手を待つ必要がなく、早ければ1〜2週間で現金化できます。手間がほとんどかからないのが最大の利点です。
仲介での売却に比べると価格は3〜4割ほど低くなりやすい点は理解しておきましょう。それでも「使う予定がない」「固定資産税だけ払い続けている」「遠方で管理に手が回らない」方には、有力な選択肢です。
活用 03アパート・賃貸として貸す
始めやすさ
○
収益性
◎
リスク
大
建物を活かして、家賃収入を得る方法です。戸建てをそのまま貸すほか、アパートに建て替えるパターンもあります。香川大学の周辺や高松駅に近い住宅需要のあるエリアなら、安定した収益が見込めます。
一方で、建て替えや改修には初期費用がかかり、空室や修繕のリスクもあります。立地の賃貸需要を事前にしっかり調べ、無理のない経営計画を立てることが大切です。
活用 04民泊・宿として活かす
始めやすさ
△
収益性
○
リスク
中
古い家の趣を活かして、宿泊施設にする方法です。瀬戸内の島々や直島への観光、高松の催事シーズンなど、香川には観光需要があります。古民家ならではの味わいは、宿として大きな魅力になります。
リノベーションや各種許認可が必要なこともあり、始めるまでに手間はかかります。ただ、初期投資を抑えやすく、合わなければ住まいや賃貸へ転用しやすいのも特徴です。景観の良い立地ほど向いています。
活用 05駐車場として活用する
始めやすさ
◎
収益性
○
リスク
小
建物を解体し、土地を駐車場にする方法です。建物が不要なため、狭い土地や変形地でも始めやすく、月極にもコインパーキングにもできます。高松駅や中心市街地の周辺など、車の需要があるエリアで効果を発揮します。
大きな収益は見込みにくいものの、固定資産税分をまかなうところから無理なく始められます。将来、売却や別の活用に切り替えやすいのも利点です。
※本記事は一般的な情報をまとめたものです。各活用方法の収益性やリスク、必要な許認可は、立地・物件・時期により異なります。実際の検討にあたっては、専門家へのご相談をおすすめします。
