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日記2026.03.02 (月)更新日: 2026.09.09

元駅員邸を民泊に。下灘駅そばの古民家で電柱ぶった斬って壁をぶち壊してきた話

愛媛県伊予市・下灘駅のすぐそばにある元駅員さんの古民家。民泊に生まれ変わらせるプロジェクトに参加し、電柱の伐採や壁の解体を手伝ってきました。

元駅員邸を民泊に。下灘駅そばの古民家で電柱ぶった斬って壁をぶち壊してきた話

先週の土曜日、愛媛県伊予市の下灘駅付近にある古民家で、民泊づくりのお手伝いをしてきました。

「日本一海に近い駅」のすぐそばに、その家はあった

下灘駅。JR予讃線の無人駅で、ホームから瀬戸内海を一望できる絶景スポットとして知られています。

その駅のすぐ隣に、古い木造住宅が建っています。かつてこの駅で働いていた元駅員さんのご自宅。長い間使われていなかったこの家を、知り合いの民泊運営者が「新しい宿」として生まれ変わらせるプロジェクトが動き出しました。

焦げ茶色の板壁が年月を刻む、2階建ての古民家。山を背に、道路を挟んですぐ向こうにJR予讃線が走る

やったこと:電柱の伐採と壁の解体

この日の作業は大きく2つ。

1. 古い電柱の伐採

敷地内に残っていた使われなくなった木製の電柱。チェーンソーを持ち出して、仲間と協力しながら根元から切り倒しました。

切り倒した木製電柱の断面

2. 室内の壁をぶち壊す

メインの作業は、1階の壁の解体。洗面所や浴室まわりの壁を、バールと電動工具でガンガン壊していきます。

粉塵が舞う中、壁板を1枚ずつ剥がす。床板も引き剥がす。長年積もった埃が容赦なく降りかかってくる。正直、全身粉だらけになりました。

壁の解体作業中。粉塵まみれで奮闘

でも、壁を壊した瞬間、窓の向こうに瀬戸内海がバーンと広がったんです。

柱だけ残った空間から差し込む海の光。これは、すごい宿になるぞと。

壁を解体した室内から見える海

家の前を通るJR予讃線

作業の合間に外に出ると、JR予讃線の列車がすぐ目の前を通過していきます。

線路から古民家を見上げると、この家がどれだけ駅に近いかがよくわかる。電車に乗っている人と目が合いそうな距離感です。

ピンクの山茶花が咲く小道を、青い列車が駆け抜けていく。これが毎日見られる宿になる

JR予讃線の線路から見上げた古民家。駅との距離感が伝わる

下灘駅は観光客であふれていた

作業後、下灘駅にも立ち寄りました。

驚いたのは観光客の多さ。特に韓国からの旅行者が目立ちました。SNSや旅行メディアで「日本の絶景駅」として紹介されているのか、ひっきりなしに人が訪れていました。

この集客力のある場所のすぐそばに宿ができるというのは、立地として相当なポテンシャルがあると感じます。

下灘駅のホームから望む瀬戸内海。駅看板の向こうに水平線が広がる

下灘駅のホームから眺める夕焼け。レンガ壁の向こうに沈む夕日

この日の作業メンバー

この日集まったのは7人ほど。みんな手弁当で駆けつけて、一日中汗を流しました。

作業を終えた夕方。コスモスが咲く海沿いの道に夕日が差し込む

プロジェクトを率いる「古民家 三津浜旅館」

今回の民泊プロジェクトを率いているのは、松山市三津浜で古民家 三津浜旅館を運営している方です。

築105年の老舗旅館を自らの手で再生し、一日一組限定の貸切り宿として営業中。4棟の土蔵に囲まれた敷地には、天然竹塀と白漆喰壁に包まれた苔庭が広がり、石の間から地下水がせせらぐ音が聞こえてきます。

三津浜旅館のライトアップされた苔庭。岩と植栽が幻想的に浮かび上がる

100個以上の照明やインテリア雑貨、無垢家具で彩られた空間は、新しくてどこか懐かしい。「非日常だけど、くつろげる」そんな不思議な居心地の良さがありました。

三津浜旅館の庭石と灯籠

三津浜旅館の外観。木造の趣ある佇まいが夜に映える

三津浜での宿づくりの経験をもとに、下灘でも準備を進めているそうです。作業当日に伺った話では、オープンは1年後くらいの予定とのことでした。

古民家 三津浜旅館 — 愛媛県松山市

作業を終えて

壁の解体は大変でしたが、室内から海が見えるようになると、ここで泊まるとどんな感じだろうと想像が膨らみました。完成したら、また見に行きたいです。

空き家の使い方を考えている方は、売却・賃貸・管理の比較もご覧ください。下灘での家探しについては下灘駅周辺の賃貸の探し方にまとめています。

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吉本光輝
吉本 光輝
KC合同会社 代表 / 宅地建物取引士 / 空き家管理士1級

香川県高松市を中心に、空き家の売却・管理をお手伝いしています。空き家再生事業にも取り組んでおり、建物の状態を見る目と売主様の立場に立った提案が強みです。

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